某高校軽音部、 大会前 最後のコーチングでした。 2年生最後の大会です。 中高一貫校なので 中学の頃から教えていたバンドは かなり実力をつけています。 誰に習うこともなく 部活動と個人練だけで ここまで上達するには 努力だけではなく 【学ぶセンス】 が重要という事がわかります。 気付きが多く、 体験から理論を理解して feeling に昇華するまで練習を重ね その過程でエネルギーの放出を学ぶ。 S君は、中学生の頃 シャイで寡黙で コミュニケーションの取り方には 工夫が必要でした。 何かを掴んだのか、 ある日突然 惚れ惚れするプレイをするようになっていました。 教える側の意欲を駆り立ててくれるような そんなドラミング。 叩いている姿に、 輝きと 身を削るような 出し惜しみのない 燃焼を見るのです。 この大会が終われば もう会う事がないかも知れないけど、 将来、プレイヤーとして 何処かに立っている姿も見たくなります。 秋からは大学受験の準備に入る学校ですが 進学しても こうやって 自分を解放出来る瞬間がある事を忘れないでほしいです。 決勝に進んでほしいな。 PR |
![]() |
本日は
スクール仕事の合間に 某高校軽音部コーチ。 最近の大会は オリジナル曲で受けるのがmust。 コピーやカバーでは判らなかった 生徒ひとりひとりの 隠れた才能や 隠していた嗜好が 見えてきます。 「◯◯くんのオリジナルの参考に △△△とか☆☆☆っていう アーティストを聴くといいよ」 と言ったら ◯◯君が 「エッ!?僕、△△△とか☆☆☆が好きなんです!!」 と。 だいぶ古いアーティストなのに どこで知ったのか、 ぴったしカンカン。 そしてこんな事で コミュニケーションがスムーズに。 良いモノは年齢を越えて残るものなんだなぁ。 それをキャッチ出来る 審美眼 ならぬ 審美耳を 育てていけたら嬉しい。 大会、頑張って結果を出してほしいな。 |
![]() |
http://amass.jp/122819/ 大学生の時、 ご想像通り クラシックだけでなく 音楽全般に詳しい先輩がいて 同級生がどうやって知り合ったのかわからないけど ある夜、誘われて 夜中にお宅訪問。 案の定、 部屋はほぼ何も無く 大きくて丸いフロアスタンドが 床に直置き。 薄暗くてタバコ臭くて でも 広い部屋。 お酒の瓶が沢山の種類で置いてあり 「飲みたいモン、作るよ」 なんて大人の余裕(先輩だったので21〜22歳のはず。) その先輩に おススメされたのが このアルバム。 GETS/GILBERTO 初めてちゃんと聴くbossa nova。 このアルバム知らなかったらモグリだよ、 くらいの事を言われて めちゃくちゃ聴いたなぁ。 あれから20年くらい経って 日本公演が実現すると聞いて チケットを購入しようとしたら ご本人の体調不良で 公演中止になってしまいました。 多分、これが最後のチャンスだったな と心の何処かで解っていた気がしました。 未だに売れ続けるこのアルバム、 知らなかった人は 是非手に入れて聴いてみて下さい。 |
![]() |